2008年の10枚 Hayes Carll「Trouble In Mind」

かけあしで。

プロデュースと録音をBrad Jonesが担当した、テキサスのHayes Carllの3枚目(か?)。今年初めて聴いたひとですが、今年一番聴いた録音かと思います。
時間もあれなんで、手短かに申し上げますと、声とバンドサウンドが中音域で分離せずぐっちゃぐちゃになってるあたりが、Brad Jones的快感、と思います。そのサウンド上の幻惑を超えて、聴こえてくるアタックの丸いHayes Carllの渋い声と、ほんとに田舎臭いメロディ。オーラス[14]なんて、よーしがんばるっす、でも今日は酒飲みます、という気持ちが漲ってきます。
欠点は14曲はつめこみすぎか、という点だけ。

Trouble in Mind

Trouble in Mind