altカントリーってなんだっけ

で、やっぱり網羅的な定義は思いつかなかった。
けどやっぱり、その隆盛期に自分が痺れた(熱狂した)ポイントとして、以下の要素は、はずせないです。

  1. レーベルも含めたDIY的スタンス
  2. ローカル主義
  3. 主流カントリーシーンとは異なるビジネス上のバックグラウンドのミュージシャンまたは非ミュージシャンがやってるが、カントリー/ブルーグラス/ルーツロック大好きというミュージシャンのスタンス
  4. 上記を支持するリスナーのスタンス(altカントリー期の現地の熱狂的ファンの個人Webサイトとか強烈でした)
  5. インスタントな録音
  6. 1990-1999までの録音に顕著(さらにいうとたぶん1995年くらいまでじゃないかとは思います)

で、それは盛り上がり、素晴らしいもので、でも10年近く前に衰退して(または、やるのに飽きて、というのも想定される)、いまでは歴史になってる、というのが自分の認識です。

それらが進化して、いまのシーン(アメリカーナとか)につながっている、というのは、なにか音楽(サウンド)としてのコアがあればこそ言えると思うですが、altカントリーに特有のそれはないんじゃないか、ということを常に思ってますので、それは過ぎ去ったものじゃないか、と思うのが一番落ち着く(altカントリーから出てきた、ミュージシャンは進化し、サウンドは深化しましたけど、それはaltカントリーが進化または深化したこととは違う)。

とかなんとか。