第4位。
Johnathan Coleclough「Makruna / Minya」ICR

ドローンコア。ジョナサン・コールクロフの限定CDR(未入手)に収録されていた「Minya」を採録した500部限定CD。コールクロフの手法は、自身によるフィールドレコーディングの音源のみから、ドローンを作り出す。
前作のラスベガスのフィールド録音「Casino」や海岸でのフィールド録音「Beach」では、ミニマルな展開もみせていたが、今回は彼の真骨頂である幽玄なドローン。霧のようなノイズドローンに今回は自然音やひとのしゃべり声が割り込んできたりして、ああ爽やか?みたいな気持ちに包まれてると、いつのまにか、不安な低音に囲まれている。
Monosに比べると、この不安な感じがいつもあるのがこの人の音響の特徴ではないか。この特徴が、アンビエントとしてではなく、耳を澄まして聴いてしまう理由となっている。

          • -

コールクロフのサイト
http://www.minya98.freeserve.co.uk/index.html