第3位。
Wilco「A Ghost Is Born」Nonesuch
A Ghost Is Born
ジェフ・トゥイーディのルー・リード的なギターにまず心を鷲掴みにされる。内省的だがポップなソングライティングに、このギターと、さらにカットアップされた前衛性の挿入。これはなに?

前作の全面オルーク的な処理は、今回はもっとさりげなくなり、借り物な感じがしなくなってる。というか、オルークは今回はミュージシャンとしても全面参加してるらしいし。

このひとはもっと広げたくて「Summerteeth」99年Warnerを作ったという記憶があるんだが、その直後にインディー落ちしてたし、もうそんなことはどうでもいいんだろうか。それともこれが現在のリアルな音なんだろうか。ああ、前作はグラミーにノミネートされてたな、そういや。

この盤にはエンハンスドで、2時間もシカゴでのライヴ録音の音源がはいってる。動画じゃなくて、QuickTimeのモノクロのスティルのスライドショー。今日気がついた。ええええ?