なぜか、ヴァイオレント・ファムスのゴードン・ガノのソロ作というか彼の曲をPJハーヴェイやらジョン・ケイルやらメアリ・ルー・ロイドやらルー・リードやらフランク・ブラックやらゼイ・マイト・ビー・ジャイアンツやらラウドンの娘にしてルーファスの妹のマーサ・ウェインライトやらにやらせたという「Hitting The Ground」02年Cooking Vinylをひっぱり出して聴いてます。いまだに企画意図わからず。でもおもろい。

第1位。
Camper Van Beethoven「New Roman Times」Pitch-A-Tent
New Roman Times
つまり、このひとたちのファンなんです。
それはさておき、まともなスタジオ録音としては、解散時のヴァージンからリリースされてた「Key Lime Pie」89年以来ですから、15年ぶりということになる。
なんというか、変わらないひとたちだ。フォークロック、プログレ趣味、スカ・ポルカサイケデリック、70年代アートロック、ださいディスコ、テープ逆回転、フォークソング、悪ふざけ、たちの悪い皮肉、哄笑、諦念。
今回のロックオペラ形式、明確にテキサスのブッシュと、イラク戦争を意識させるものだし、大統領選前のリリースタイミングも狙ったものだろう。状況は微動だにしなかったが、CMJチャートではまたも1位を獲得したらしい。

これはロック。間違いなく。万人にお勧めします。