で、80年代中ごろのギターインスト関係で、Love Tractorをひっぱりだして聴く。
最初に聴いたのは、R.E.M.の出始めで注目されていたアセンズのシーンをとらえた87年の映画「Athens, GA-INSIDE/OUT」のサントラで、2本のギターとドラム/ベースで、The VenturesTalking HeadsDevoのような音色のギターインストを、New Wave的なリズムとアティチュードで、というものだが、これが田舎的な距離に由来する歪みに満ちていて、清冽な印象を与える音楽だった。
中心メンバーのArmistead Wellfordが、自分の好きな、House Of Freaks「Cakewalk」や、Steve Wynnのソロ(Dream Syndicateね)とか、Sparklehorseとか、関連のGutterball*1の2枚目とかにも参加していたりする。
2001年に復活して、今年も新作がリリースされてた。あとで買う。
Green Winter Athens, Ga: Inside Out [DVD] [Import]

*1:Wynnを中心とした90年代のルーツ寄りのインディー・アメリカン・ロック・シーンのスーパーグループもの。WynnやWllfordのほかは、House Of Freaks/CrackerのJohnny HottとBryan Harvey、Long Ryders/JayhawksのStephen McCarthy。ちなみにWillfordの前のベースは、Silos/CrackerのBob Rupe。