Herbie Hancock「Sextant」73年

5時30分に起きて、浜松へ世界バスケのボラ研修にいく。10時から浜松アリーナだが、土地勘もないので、9時前につくようにしたから。時間的に新幹線以外無理。8270円。12時30分には終わり、駅に戻り、近くで鰻重を食べる。ふっくら柔らかで、たれもしつこくなく、納得なお味。2100円。帰りも新幹線。8270円。がっくりと新横浜まで寝る。

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家に戻ると子供のミニバスチームは大勝。しかし、相手は高学年が数人で、あとは1年2年とかのチームと聞いて、また暗澹たる気持ちになる。これさ、来年再来年くらいまで、豊島区の公立中学はだめだめに弱くなるんじゃないか、という予測。学習院立教池袋あたり(ここらへんでもかなり弱い)が優勝しちゃうんじゃないか。

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さて、移動中はiPodにいれたHerbie Hancock「Sextant」73年を聴く。これも正直20年ぶりくらいだが、いやあ、なんで記憶になかったか信じられない録音。なんとなく、Head Huntersみたいなのを想定してたんだが、いやあ、もっと暗黒な電気ファンクでした。直接的には、「Bitches Brew」からの延長なんだが、リズムへの偏執ぶり、しかし妙に低温な感じ、アンプリファイされた音に意識的な部分、ソロまたは集団でのインプロによる混沌指向。
つまりジャズ・ロックだよ。
初期Weather Reportともまた違う、ポリリズムと、電気楽器(シンセ含む)による呪的混沌さ。Can Meets Miles Davisといったら、ひねりもなんもない。Mwandishi Band(「Mwandishi」71年「Crossing」72年)は一応全部聴いてみたほうがよさそうだ。
Sextant