Niagara「Niagara02」00年

日中はひたすら仕事で、夜もいままで仕事で、明日も仕事だし、今日はここまでやればもういいだろうと思い、昨日きていたNiagaraの2枚目を聴く。Bliss 00年。
80年代にIRS/MCAからリリースされていたサンフランシスコのフォーク・グループThe Balancing ActのリードヴォーカルのJeff Davisのバンド。これが最後のリリース。
大雑把に言ってしまえば、打ち込みのドラムや、アナログシンセを使ったウォームでブリーピーなノイズが混ざった、洗練されたフォークロックというところ。だが、まったくエクスペリメンタルではなく、Wilco的といってもいいような、歌と声とコーラスを中心に据えた、センチメンタルなポップ。楽曲の完成度は高い。
デッドに録られたDavisの声は、都会的なフォークの澄んだ趣があり、ややファルセット気味だが、誠実さを感じる、ちょっと類がない響き。ソロで続けて欲しかったが、6年くらいの沈黙はなんでもないさ。きっと戻ってくる。
当然アマゾンにはない*1

*1:allmusic.comでアルバムのレビュー見てたらbuyアイコンが出てて飛びつきました。当然米国アマゾンマーケットプレイスで中古です