David Olney「Real Lies」97年

ナッシュヴィルのThe ThievesのソングライターだったGwil Owenが、かなりひさびさに新曲を自分のMySpaceに発表とかして、今年中にはリリースができるかも、なんて話題があったので、曲を共作したりOwenが最近の録音でクレジットされてたりした、ナッシュヴィルのベテランフォークシンガーDavid Olneyの録音をごそごそとCD棚から探したりして1枚発見。他に家に2枚くらいあったはずだ。
Real Lies
「Real Lies」はRounder傘下のPhiloからのリリース。この録音は、本人のヴォーカルとアコギに、George Bradfute(g)/Mike Henderson(slide-g)/Jimmy Day(steel-g)/David Hungate(b)/David Vought(b)/Tommy Spurlock(g)/John Gardner(ds)/Tommy Wells(ds)/Scott Musick(perc)/Dean Richardson(fiddle)といったベテランのセッションミュージシャンのバックアップで、5曲でGarth Hudson(key,sax)、1曲でJohn Prine(vo)が参加。Chip Taylorの名前もクレジットには見える。ちなみに[10]がOwenと共作。プロデュースはTommy Spurlock。
基本的にナッシュヴィル的なコンテンポラリーなカントリーフォーク/R&Bサウンド。洗練された、ナッシュヴィル/ニューオーリンズ/バーバンクといった記号をちりばめた、あまりに普遍的なアメリカの音楽。厚みが違う。
95年の豪華ゲストな「High, Wide and Lonesome」もおすすめデス。