Tandy「The Lowdown 1997-2002」02年

週末は基本的に休み。たまってるCDを聴こうとするも、夏バテすぎて、感性は後ろ向きに。
米国東部の、わりとスケールの大きなルーツロックなTandyのベスト盤「The Lowdown 1997-2002」Gammon 02年なんか聴いてたりする。解散済みだと思う。
The Lowdown 1997
ソングライターのMike Ferrio(vo,ac-g)によるカントリーからフォーク領域の曲と、ドラム、ベース、ギター/ラップスティール/マンドリンという基本編成に、フィドル、チェロ、ドブロなど加えた時期もある。Malcolm Holcombe、Jim White*1、Dave Van Ronk、Kelly WillisをゲストVoに迎えたトラックもある。
オリジナルの3枚のリリースからまんべんなく採られた14曲と、02年の2曲の新録の16曲を年代ごとではなく、うまく構成して統一感がある。深い味わいのカントリーフォークや、Alejandro Escovedo的な叙情なども多く、どっしりとした印象。オリジナルは最初の1枚しか持ってないのだけど、あれこんなによいバンドだっけ、と思いました。個人的には、Van Ronk参加曲のダウナーなサイケデリック風味[13]〜Kelly Willisとのオーセンティックなカントリー[14]へと続き、ざらざらした寂寞の吐露といった[15]への流れとかたまりませんよ。

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煙草を吸いに室外に出て、中に戻ってくると[13]が流れていて、まったくちがった印象なのが笑う。聴く耳ねぇなぁ自分。あれ、これなんてThe Gourds?とか思ってしまったよ。

*1:America「Sister Golden Hair」のカヴァー