Seam「The Problem With Me」93年

90年代初期のチャペルヒル・シーンで重要なバンドのひとつSeamの2枚目。このときは、すでに、SuperchunkMac McCaughanは脱退していて、オリジナルメンバーのBitch MagnetのLexi MitchellとSooyoung Parkが中心に、Craig WhiteとBob Risingという編成。シカゴのTouch & Goというレーベル柄Bundy K. Browne(別にクレジットされているJohnはJohn Herndonか)もちょろっと参加している。プロデュースもシカゴ界隈のBrad Wood。
90年代チャペルヒル=初期Superchunkと同様、ポストハードコア的な、ノイジーだがシンプルなギターサウンドに、フックの効いたメロディ。グランジとは違うんよ。

Problem With Me

Problem With Me

あまり関係ないけど、Bitch Magnet/Bastroの関係のためか、チャペルヒルとシカゴのシーンはあまりよく分離できてない。そういや、Slintだって実はルイヴィル/ケンタッキーだったりするし、Freakwaterもルイヴィル。シカゴ界隈といったときの周辺のぼやけ具合はまたあれですね(なに)。さらに関係ないが、My Morning Jacketもルイヴィルで、来年はまたルイヴィル周辺をほじってみようと思います。