V/A「Hell-Bent:Insurgent Country Volume 2」95年
最初のリリースから翌年になって、Bloodshotのカタログ番号4番のインサージャント・カントリーのコンピ第2集。今回は全米各地から17曲。ちなみに「Hell-Bent」ってのは「がむしゃら」ってことですね。
- Earl C. Whitehead & The Grievous Angels「Get It While It's Hot」
- アリゾナのカントリー色が強いGrievous Angels。95年にBloodshotからリリースされた1枚目には含まれてない。
- The Waco Brothers「Bad Times Are Coming Round Again」
- Robby Fulks「She Took A Lot Of Pills (And Died)」
- The Starkweathers「Little White Trash Boy」
- このコンピでしか聴いたことがないカンサスのカントリーロックバンド。
- Bottle Rockets「Get Down」
- ミズーリの骨太なルーツロックを演るBottle Rockets。これはアコギのみでどっしりとしたヴォーカルを聴かせる。たぶん彼らのリリースには収録されてない曲か。ライナーには、Thirsty Earでの録音がクレジットされている。
- Moonshine Willy「Roulette Wheel」
- 女性2名がフロントで、しかもどちらかというとインスゥルメントを聴かせるタイプの、アップテンポなプリミティブなカントリーサウンドのシカゴのグループ。Bloodshotというと彼女らを思い出すのはなぜでしょう。この曲も翌年出る1枚目には入ってない。
- The Volebeats「One I Love」
- 80年代から活動する、ソフトロックというか南部ポップばりのジャングリーなチューン(声はT-Bone Burnettあたりに近い)のデトロイトのバンド。カントリー味は風味程度だが、米国のこの手の音楽はカントリーを抜きには語れないは、自分の持論です。この曲も自分の持ってる初期録音にはない。
- Richard Buckner「22」
- あいかわらず重い本人の声。御大Lloyd Maines(banjo,mando)がプロデュースしたGlitterhouseから出たデビュー作から1曲。この収録作には、Butch Hancockは入ってません。
- Eleanor Roosevelt「Espoontoon」
- Gwil Owen「Tennessee Hi-way Blues」
- この日記ではGwil Owenは別格なのは覚えておいてください。ナッシュヴィルの80年代のロックンロールバンドThe Thievesのソングライターで、解散後は職業ソングライターなOwen。得意のアーシーな味付けのロックンロールで、自分名義では他では発表されてないと思う録音。CDが出る前のデモだろうか。それにしても、今年は新作出るだろうか。
- Old 97's「Por Favor」
- ダラスのアップテンポなカントリー色の強いロックンロールバンド。このバンドもBloodshotと聴くと思い出す。95年にBloodshotから出た2枚目には入ってません。
- The Cartwrights「Walking On My Grave」
- Tarnation「Yellow Birds」
- The Riptones「World Renowned」
- いつものR&B/ロカビリー調なシカゴのRiptones。これも1枚目がBloodshotに出るだいぶ前ですね。
- The Cornall Hurd Band「Honky-Tonk Has-Been」
- オースティンのよく知らないグッドタイミーなホンキートンカーのバンド。
- The Inbreds「Don't Die While I'm Alive」
- World Famous Blue Jays「Mad Flap Boogie」
- 名前に反してまったく知らないニューヨークのロックンロールなサウンドのバンド。インスト。
Insurgent Country, Vol. 2: Hell-Bent
- アーティスト: Various Artists
- 出版社/メーカー: Bloodshot Records
- 発売日: 1996/05/23
- メディア: CD
- この商品を含むブログ (1件) を見る