JDG東京公演にいってきた
- ブレイクスルーをみるも進捗は果果しくない。
- なのに、下北沢ラカーニャに、Jon Dee Grahamを観にいく。例によって、大して予習してないよー。
- ソロでのアコギ。2セットで、それぞれ45分程度。アンコールでさらに2曲。客は30人くらいか。自分はステージ向かって左寄り、距離3メートルといった位置にいました。
- 出出しから、あの渋い声に痺れる。
- ギターだが、これが声に反して、音量のダイナミックレンジの広い、ドラマティックなもの。決して、ジャカジャカかき鳴らすだけとかにならないし、エレクトリックスライドを操るときとは異なり、凶器のようなブルージーさやエッジ感は薄く、スケール感のある曲を、朗々と歌い上げる。音色はバキバキいうラフさ加減だが、音楽としては、非常にメロディアスで、繊細なもの。
- あの声とあわさると、まるで小さな演劇を観ているようで、どんどん魅きこまれていく。
- 比較にはならんが、同じResentmentsのギタリストとしてみると、(いくつかの他人への客演の録音を聴いたのと1回ライブをみただけし、バンドという編成の違いもあるけど)Stephen Brutonのが、より伝統的だが、70年代を通過したサイケデリックともいえる危なさ加減を醸し出していたように思える。
- JDGのアコギは、むしろオーケストラのように鳴る。そして、ギタリストのソロアコにありがちな技巧的なアルペジオで隙間を埋めるようではなく、バンドの代替品でもなく、曲の進行のままに空間を多くとり、声の伴奏というより、声と一体化したなにかのように聴こえて、次はどうなるんだ、という気持ちを離さない。
- 鎌倉も行きたいけど、かなり難しいので、断念する。
- 録音はされていたようだけど、なんか予定変更で、当日CDRは受け取れず。後日に郵送となりました。2500円。
- レコーディング担当のひとの他人との会話を立ち聞きしたとこによると、10分でマスタリングができて、3分で8枚同時に焼けるそう。なので、この客数規模なら当日リリースは可能だとのこと。実績もあるらしい。
- チープトリックは断念。この仕事状況では無理。
- でも、Willy Wiselyはいこか、と思ってるけど。人が多そうだ。