今日のいちまい

Elephant6の代表格、Robert SchneiderのApples In Stereoの今年出たアルバム未収録曲集(EPからと、オムニバス盤からと、日本盤ボーナストラックとか)「Electronic Projects for Musicians」。昨年出たスタジオ盤同様、Yep Rocからです。それにしても、日本盤はさらに、ボートラ(Yep Rocのサイトでダウンロードできるものとは違う)がついてますね。きりがない。
録音年代的には、90年代後半から最近作あたりまでの時期、か。自分の悪い癖で、「この録音は最高だ」と認識すると、そのあとのフォローがおろそかになるというのがあって、「The Discovery of a World Inside the Moone」から後はあまり熱心に聴いてないです。
サウンド的には60年代後半英国以外の要素はあまりない(楽器の音や録音まで似せてる)。90年代中頃あたりには、グランジへのアンチテーゼをよく訴えていたように思うSchneiderだが、カウンターとなるオルタナティヴなロックが低調な(ちがうのかな)現在に聴くと、懐古というより錯誤な感じが強く。
でも、曲は好きだなぁ。[1]のサビのカウンタで入ってくるコーラス地帯を抜けたあとの味わいとか格別です。

エレクトロニック・プロジェクツ・フォー・ミュージシャンズ

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