Winter Hours「Winter Hours」89年

80年代のニューヨークで活動して人気もあったルーツロック寄りなバンド、Winter Hoursの2枚目(メジャーデビュー作)でラストの「Winter Hours」Chrysalis 89年を聴く。インディー時代には、Feelies/LunaのStan Demeskiが在籍していたというけど聴いたことないです。
Same
ちょっとJim Morrison的な声色のリードヴォーカルに、長いソロを聴かせるややサイケリヴァイバル的な2本のギターとドラム・ベースの5人編成。ギターアルペジオが全面を覆うByrdsライクなフォーク・ロック・サウンドをやったり、マンドリンやラップスティールをからめたカントリーロックもある、一方で初期dB's的なやや英国ポップがかった80年代パワーポップなドラマティックな曲もある。
ドラムやコーラスの処理が80年代的でやれやれだが、それを補うだけの魅力が起伏の多い楽曲にある。そこら辺が根強い人気になっているのかな。プロデュースはPatti Smith GroupのLenny Kaye。