Monks Of Doom「Soundtrack To The Film "Breakfast On The Beach Of Deception"」88年

80年代中ごろ、サンタクルーズ時代のCamper Van Beethoven、David LoweryとJohnathan Segel以外のひとは、Monk Of Doomも作った。こないだのCVB/CrackerのDVDみて、ひさびさに思い出して、彼らの1枚目「Soundtrack To The Film "Breakfast On The Beach Of Deception"」Pitch-A-Tent 88年を聴く。別に、ほんとのサントラじゃないデス。自分の持ってるのはIRS盤なのでオリジナルじゃないです。
Breakfast on the Beach of Deception - O.S.T.
のちにCounting Crowsに参加したりCrackerに客演したりする*1David Immerguck(g,vo,p)とCVBのVictor Krummenacher(b,vo,p)/Greg Lisher(g,p)/Chris Pedersen(ds,vo,key)という編成。それに初期CVBのChris Molla(g)、Camper Van Chadbourneの常連のGraham Connah(org)とホーン陣。
おおまかにいえば、ロウテクなプログレ/プレ・ポストロックみたいな音楽(そうCVBのこの方面を担っていたひとたちなわけです)だが、曲の途中から急展開してルーツロックめいたり、パワーポップめいたりとか、やっぱり真面目に音楽を聴く人には好かれない感じなわけです。たぶんZappa/Mothers系を指向してたんだと思いますけど。リフとか構成要素は70年代ロックなわけで、それをパッチワークしてるような感じ。

*1:Crackerのステージにゲストでいったときに「有名なCounting CrowsのDavidだ。金持ちだ」とか揶揄されてたな。というかCrackerのほうが売れただろうに