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今日のいちまい

ミルウォーキーのR&B Cadets/Semi-TwangのJohn Siegerの最初のソロ録音「Quiver」93年。シカゴのRecessionからです。 88年にワーナーからデビュー作をリリースしたSemi-Twang(Mitchell Froomプロデュース/Chad Blake録音だったりしますよ)が、92年に解散し…

今日のいちまい

80年代のR&B Cadets/Semi-Twangのソングライター、ミルウォーキーのJohn Siegerの5年ぶりに昨年リリースされたソロ4枚目(かなぁ)「The Shaming Of The True」。前作同様Faux Realからです。ベーシックな録音は、ナッシュヴィル(一部ミルウォーキー)。音…

今日のいちまい

03年に停車(解散)したサンフランシスコのGranfaloon Busのフロント、Felix CostanzaのソロプロジェクトOkie Rosetteの1枚目「Leap Second」。昨年の秋に出てましたが、やっと入手できました。英Monotremeからのリリース。リリース直後に予定されていたヨー…

今日のいちまい

Jenny Scheinmanの00年の最初のリーダー作「Live At Yoshi's」。リリースは、ディスクユニオンの前衛ジャズレーベルAvantで、タイトルどおりオークランドの店でのライブ録音。自身のカルテット名義だが、メンバーは同時のScott Amendra Bandそのもので、Sche…

Phil Lee & John Sieger

某所で我慢がきかなかった、Phil Leeの新作が到着。Leeのサイトから、おそらく自分で梱包配送してくれたもの。サインを、ディスクのパッケージのシュランクラップの上からしてくれてるもんで、いちいち切り取って保管する。11曲目とか意外で楽しい。「あれ間…

Kath Bloom

80年代のフォークシンガー、Kath Bloomのトリビュート盤がある、というのを、Mark Kozelekの昨年のソロ作(コンピ参加曲などのレア録音集)の1曲から知り、リリース元のオーストラリアのChapter Music*1ほか探しまわるも、なく。 で、SmogのBill CallahanがK…

今日のいちまい

90年代Knitting Factory周辺のMichael Blake(ts,ss)/David Tronzo(slide-g,dobro)/Tony Scherr(b,dobro,g)/Kenny Wollesen(ds,perc)というメンバーのSlow Pokeの00年の2枚目「Redemption」。 いつものブルース寄りのドロドロしたTronzoのスライドに、ガリガ…

今日のかいもの

朝から、Waylon Jennings「This Time」を聴き続け、70年代のWaylonをもっと聴きたい病にかかり、昨年でてたこのお安いボックスを買う。Original Album Classicsアーティスト: Waylon Jennings出版社/メーカー: Sbme Legacy Euro発売日: 2008/04/15メディア: …

今日のいちまい

某所でみかけてどうしても我慢が効かなかったRobert Earl KeenのトリビュートコンサートをCD2枚組に収録した「Undone A Musicfest Tribute To Robert Earl Keen」。現在も聴いてる最中です。CD1枚目全部と2枚目の7曲目までがトリビュート部分で、それぞれが…

altカントリーってなんだっけ

で、やっぱり網羅的な定義は思いつかなかった。 けどやっぱり、その隆盛期に自分が痺れた(熱狂した)ポイントとして、以下の要素は、はずせないです。 レーベルも含めたDIY的スタンス ローカル主義 主流カントリーシーンとは異なるビジネス上のバックグラウ…

今日のいちまい

80年代NYの、女声ヴォーカルをフィーチャーしたジャングリーポップな、Absolute Grey。その84年の1枚目をリマスターして、84年当時の17曲入りライブ録音とCD2枚組にした、03年リリースの「Greenhouse 20th Anniversary Expanded Edition」。西海岸のリイシュ…

今日きたいちまい

Steve Wynnの08年の最新リリース「Crossing Dragon Bridge」。Rock Ridge(なんかあまり好きじゃない)からのリリースです。 スロヴェニアへ行って、アコギと現地のストリングと現地で録音してしまうあたり、真性テキトーなWynnの面目躍如(誉めてない)とい…

2008年のまた忘れてた1枚 Marah「Angels Of Destruction!」

もうね、30日には掃除とかすませてたもんで、31日にこの日記を書くのが大変だったこと。普段は、し残した用事をしながら、文章考えて、合間みてぱぱって片付けるわけですが、今年は暇なもんで女房が横で覗いてくるもんで、まあ、慌ててすませちまおうってん…

2008年の10枚にうっかり漏れた1枚 The Smithereens「Live In Concert!」

これはマジで忘れてました。Fav4のB面カヴァー集とともに。Studio Liveアーティスト: Smithereens出版社/メーカー: Koch Records発売日: 2008/05/27メディア: CD購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見るB-SIDES THE BEATLESアーティスト: …

2008年のどさくさまぎれに2枚 Music Tapes「Listen Now Music Tapes for Clouds and Tornadoes」

Music Tapes for Clouds & Tornadoesアーティスト: Music Tapes出版社/メーカー: Merge Records発売日: 2008/08/19メディア: CDこの商品を含むブログ (2件) を見る

2008年のどさくさまぎれに2枚 Of Monteal「Skeltal Lamping」

すぐにアッパーになれる。実用性が高い。[5]から4曲は、麻薬です。ディスコってより、初期Queenとかそういう感じにも聴こえてきました。Skeletal Lamping (Dig)アーティスト: Of Montreal出版社/メーカー: Polyvinyl Records発売日: 2008/10/21メディア: CD…

2008年の感謝盤 Gwil Owen「Gravy」

2007年だったか、彼のMySpaceで録音してるよ、というのを読んで、まあかれこれ待ちましたが、まあ、その前に9年以上待ったわけですからね。たいしたことじゃない。とりあえず、「Reach Out」を100回。話はそれからです。 Gwil Owen | Gravy | CD Baby Music …

2008年の別格3つ Portastatic「Some Small Histroy」

SuperchunkのMac McCaughanのソロプロジェクト、Portastaticの90年からの未発表曲/レア音源(雑誌付録とか)集。発掘音源は、ベストにいれないので、別格で。CD2枚組3000部限定。初期のハードコアなロウファイものに限らず、メロディありき。レア音源とかい…

2008年の別格3つ Vandermark5「Beat Reader」

Ken Vandermarkの本拠地Vandermark5。4ビートとファンクを1曲にぶちこんで、その上でホンクに吹きまくる。こんな音楽は、90年代には想像できなかった。Vandermarkは2008年は、Vandermark5を皮切りに、Atomic/School Daysと、Fire Roomと、「Collected Fictio…

2008年の別格3つ R.E.M.「Accelarate」

こっから反則です。前作あたりで、ほんともう終わりだな、と思ってました83年以来のR.E.M.ファンです。 で、「Document」というより「Green」をなぞり返すような、つまり20年前の音楽と同じ土俵で比べて、ダメならもうやめる(すげえ意訳)とMichael Stipeは…

2008年の10枚 The Hiders「Penny Harvest Field」

しまった、Brad Jonesプロデュースが2枚はいってしまった。[2]ですね。もうね、ほんとだまされたと思って聴いてほしいです。そのための1位です(嘘)。 The Hiders | Penny Harvest Field | CD Baby Music Store あー、地蔵に初詣いかんといかん、時間切れで…

2008年の10枚以外

あと30分くらいです…あと1枚ですが、その前に次点というか、ふつうに好きな録音など。今年は、いつも買ってしまうビッグネームが大杉で、苦労しました。結局はずしましたけど。個人的には、98年から10年ということで、いろいろ昔の録音ばかり買ってました。 …

2008年の10枚 Rodney Crowell「Sex & Gasoline」

80年代からのカントリースターRodney Crowellがインディー落ちしてYep Rocから出したこの録音。Joe Henryがプロデュース。 ジャム的に流れず、計算されつくしたような一音一音の音量、定位感。曲順も含む、すべてのバランスが、Steely Danのように完璧に聴こ…

2008年の10枚 Hayes Carll「Trouble In Mind」

かけあしで。プロデュースと録音をBrad Jonesが担当した、テキサスのHayes Carllの3枚目(か?)。今年初めて聴いたひとですが、今年一番聴いた録音かと思います。 時間もあれなんで、手短かに申し上げますと、声とバンドサウンドが中音域で分離せずぐっちゃ…

2008年の10枚 Bill Frisell「History, Mystery」

Frisell(g)に、Ron Miles(tp)/Greg Tardy(reeds)/Jenny Scheinman(vln)/Eyvind Kang(vla)/Hank Roberts(cello)/Tony Scherr(b)/Kenny Wollesen(ds)。大半は、ライヴ録音だという。 ジャズかどうか、はあまり関係ないが、リズムは否応なくジャズ的で、ぎっち…

2008年の10枚 Radar Bros.「Auditorium」

やっと5枚。SPEED見逃しました。LAの60年代末期や70年代初期のフォーク寄りサイケリヴァイバル的なRadar Bros.の5枚目。前作同様Mergeから。元Granfaloon BusのJeff Palmerが参加したが、相変わらずの(というかますますの)侘しい世界。[4]のゆったり上昇し…

2008年の10枚 Wreckless Eric & Amy Rigby「Wreckless Eric & Amy Rigby」

片平なぎさは反則だと思う。ポストパンクサバイバーWreckless EricのひさびさのStiffからのリリースは、NY〜ホボーケンの元Last RoundupのAmy Rigbyとのデュオ。手法こそロウファイだが、Ericの奇妙にポップなメロディと、ときおりリードをとるRigbyの変わら…

2008年の10枚 平井庸一セクステット「Lennie's Pennies」

紅白見てる場合じゃないです。以後10行以下でがんばります。まず、この現代に、トリスターノオンリーで1枚通してしまうという録音。で、平井(g)以下、2管(as,ts)、ドラムと、2ベースという特異な編成。単なる再現や研究発表ではまったくなくて、あのクールジ…

2008年の10枚 Nels Andrews「Off Track Betting」

やっべ、もう夕方です。ごち観てる場合じゃない。駆け足でまいります。NYのアヴァン寄りなジャズシーン(Scott Amendraとか。とはいえ西海岸のジャズとルーツ音楽の折衷な音楽のシーンでもよく名前出てますけど)のベース奏者Todd Sickafooseが、同じようなT…

2008年の10枚 The New Year「The New Year」

昨日までにいろいろ片付けたので、今日はのんびりしてたが、やばい、時間使いすぎです。90年代初期のオリジナルなスロウコアバンドのひとつ、テキサスのBedhead。解散後にKadene兄弟が作ったバンドがThe New Yearで、その3作目。シカゴのCodeine/ComeのChris…