american rock
ウィスコンシンのSSW、John SiegerがSemi-Twangの前に80年代前半に活動していたバンドThe R&B Cadetsの唯一のアルバム「Top Happy」Twin/Tone 86年を聴く。CD化はされておらず、現在はTwin/Tone DigitalのCustom Burned CDのサーヴィスのCDRで入手できるくら…
The dB'sのGene Holder夫人であるMyra Holderの唯一のアルバム「Four Mile Road」Coyote 89年を聴く。やっと入手しました。アマゾンには当然ない。倒産したCoyoteの版元だったTwin/Toneの通販です。カット盤じゃない新品にちょっと感動。TTのサイトによると…
80年代ボストンのクールなルーツ寄りロックンロールバンドThe Del Fuegosの中心人物Dan ZanesのFuegos解散後の最初の録音「Cool Down Time」BMG/Private 95年を聴く。 Cool Down Time プロデュースはFuegos同様にMitchell Froomで*1、彼の鍵盤とJerry Marott…
いまだにどういう人なんだかよくわからないSSW、Chris Harfordのたぶんデビュー作「Be Headed」Elektra 92年を聴く。 Be Headed Richard ThompsonやLoudon Wainwright IIIにDavid Mansfield、Ween、Proclaimersがゲスト参加。ジミヘンの幻のアルバムから名前…
オースティンの80年代のルーツロックバンドWild Seedsの女性シンガーKris McKayの2枚目「Things That Show」Shanachie 96年を聴く。 本人の声とアコギによる弾き語りを中心としてサウンドが構成される前半と、ゆったりとしたフォークロック的なバンドサウン…
オースティンのシンガー、Toni Priceの2枚目「Hey」Discovery/Antone's 95年を聴く。 本人の声に、ほとんどの曲でScrappy Jud Newcomb(g,vo)/Casper Rawls(g)(この録音以降このメンバーはほぼ固定)。リズムはGlenn Fukunaga(b)/Randy Colonna(ds)、Jimmy P…
90年代にアメリカ西海岸でニューエイジ領域でぼちぼち活動していたBrett Jacobson(g,mandolin)とPeter Kafin(key)が結成した、クレズマとDead的なジャムをあわせたようなジャズめいた音楽をやるMozaikの「Beyond Words」Insiduous 01年を聴く。 Beyond Words…
80年代のポスト・パンク・ルーツロック・シーンにいたボストンのDel Fuegosのインディー時代のコンピ盤。89年にメジャーリリースした直後に解散してる。Slashのオリジナルリリースも入手しづらいので、このベスト盤がお勧め。 Dan Zanesが弟のWarren他と結成…
現ナッシュヴィルのSSW、Greg Trooperの2枚目「Everywhere」Black Hole 92年を聴く。当時はニューヨーク/ニュージャージーで活動していた、でいいのかな。オリジナルはインディーからだが、自分の持ってるのは、99年のKochからの再発で2曲ボートラ。 最近作*…
80年代中盤にニューヨークで活動してたThe Scene Is Nowのコンピ盤「The Oily Years (1983-1993)」Bar None 95年を聴く。活動時は、Lostからのリリースだったが、オリジナルはCD化されていないと思う。 Oily Years ブルックリンのアヴァンシーンでぼちぼち活…
Eric Matthewsとオーストラリア出身のRichard Daviesによる、Burt Bacharach〜(中略)〜初期Bee Geesを彷彿とさせる管弦(スコアはMatthews自身)と、60年代英国ビートバンド的なラフなギターサウンドに、BB5的コーラスワークが特異(特異でしょう、どう考…
SuperchunkのMac McCaughanとTsunamiのAndrew Websterの2名の4トラ・カセット宅録ロウファイなフォーク・ロック・プロジェクトBricksの88年から90年の録音のコンピCD「A Microphone And A Box Of Dirt」Merge 92年を聴く。 要は、もうひとつのFolk Implosion…
80年代中ごろ、サンタクルーズ時代のCamper Van Beethoven、David LoweryとJohnathan Segel以外のひとは、Monk Of Doomも作った。こないだのCVB/CrackerのDVDみて、ひさびさに思い出して、彼らの1枚目「Soundtrack To The Film "Breakfast On The Beach Of D…
80年代ウィスコンシンのルーツロックバンドR&B Cadets/Semi-Twangのソングライター、John Siegerの2枚目「El Supremo」Faux Real 99年を聴く。知る限り3枚しかリリースしてない。 El Supremo Sieger(vo,g)/Bill Dwyer(g)/Joan Besen(p)/Mike Poole(key,loop,…
80年代のニューヨークで活動して人気もあったルーツロック寄りなバンド、Winter Hoursの2枚目(メジャーデビュー作)でラストの「Winter Hours」Chrysalis 89年を聴く。インディー時代には、Feelies/LunaのStan Demeskiが在籍していたというけど聴いたことな…
元Green On Red/Giant Sand/Dream Syndicate、近年ではSteve Wynnの録音で名前をよくみるChris Cacavas「Bumbling Home From Star」Normal 02年を聴く。Junk Yard Love名義ではないようだ。 いかにもアリゾナ系な乾いたサウンド。ところどころジャジーさやポ…
Gwil Owenと共作することも多いルイジアナ出身のナッシュヴィルのルーツロックなSSW、Kevin Gordonの1枚目「Cadillac Jack's #1 Son」Shanachie 98年を聴く。このひともE-Street BandのGarry Tallentに見出されたクチ。Greg Trooperといい、Tallentの目は確…
こないだ買ったCracker/Camper Van BeethovenのDVDでクレジットなしでエンディングを担当してた、CrackerのJohnny Hickmanが、かつて参加していたロスのバンドHickmenの2枚目「California Dream」Justbobs 04年を聴く。今年に新作が出るそうで、公式サイトに…
90年代初頭から末まで活動していたと思う、フォーク寄りのカテゴリしづらい音楽をやるOnly A Motherの「Feral Chickens」T.E.C. Tones 95年を聴く。 扱っている楽器は、バンジョー他各種弦楽器、ボントロ他管楽器、空気オルガン、プリミティヴな打楽器といっ…
80年代のDrive-In周辺の南部ギター音楽で忘れられないもうひとつのバンド、ミシシッピのThe Windbreakersのコンピ盤「Time Machine [1982-2002]」The Paisley Pop 03年を聴く。もうオリジナルのリリースは入手困難なので、この再発ベスト盤がよいと思う。 80…
80年代から活動するSSW、Greg Trooperの5枚目くらい「Straight Down Rain」Eminent 01年を聴く。元はニューヨーク/ニュージャージー界隈のSSWで、一時オースティン、この当時はナッシュヴィル。 ウォームなカントリーやフォーク領域な音楽。彼のペンによるス…
こないだ初期のR.E.M.の映像をYouTubeでみてて、思ったことは、やっぱり初期のR.E.M.はパンクなアティチュードだったってこと。 ファッションからしてそうだし、演奏のときの飛び跳ね振りとか、疑いようもない(Mitch EasterとかChris Stameyだってそうだ)…
98年のShanchieのカントリー領域のSSWに焦点をあてたのコンピ、「Uprooted」を聴いてる。この時代のシーンのキャプチャとなっているかは、よくわからないが、三分の一はここでしか聴いたことはない。ヴェテラン連中は、モノマネ大会みたいな感じだが、これは…
80年代のナッシュヴィルのルーツロックグループThievesのソングライターGwil Owenのいまのところ唯一のCD*1(カセットでのリリースは2本あるが未聴)「Magnetic Heaven」Earnest Whitney Entertainment 99年を聴く。 Owen(vo,g,perc)/Bill Dwyer(g)/Rick Sch…
Poi Dog PonderingのオリジナルメンバーのヴァイオリニストSusan Voelzの1枚目のソロ「13 Ribs」Pravda/New Rose 93年を聴く。Alejandro Escovedoの録音の常連でもありますね。 本人の弦とギターに声。それに、Dave Crawford(tp,trb)/Bruce Hughes(b)/John N…
ナッシュヴィルのThe ThievesのソングライターだったGwil Owenが、かなりひさびさに新曲を自分のMySpaceに発表とかして、今年中にはリリースができるかも、なんて話題があったので、曲を共作したりOwenが最近の録音でクレジットされてたりした、ナッシュヴィ…
Randy Newmanの80年代の代表作「Land Of Dreams」Reprise/Warner 88年をひさびさに聴く。 80年代後半はルーツ寄りのメジャーアーティストのプロダクションが変化してきたときだったと思った。それは、Elvis Costello「King Of America」、Van Dyke Parks「Ju…
80年代のオースティンの田舎パンクなRank And Fileのデビュー作「Sundown」Slash/Rough Trade 82年を聴く。05年のCollectors' CHoice Musicからの再発。 基本的に、The DilsのKinman兄弟のバンド。Alejandro EscovedoがThe Nunsのあとに参加したバンドだが、…
最近では、イサカのウィアードなSSWのJohnny Dowdとのコラボレーション作を昨年リリースした、フロリダのこれまたウィアードなSSW/プロサーファー、Jim Whiteのデビュー作「Wrong-Eyed Jesus!」Luaka Bop 97年をひさびさに聴く。当時はDavid ByrneのLuaka Bo…
ナッシュヴィルのベテランSSW、Todd Sniderの昨年作「The Devil You Know」Newdoor/Universal 06年を聴く。 Snider(g,vo)に常連のWill Kimbourgh(g,vo)/Tommy Womack(g,vo)をはじめとした編成*1。 主にダウントゥアースな感覚の、カントリー感覚の音楽。いか…